ゲームを担うフリーエンジニアの需要の高騰
フリーエンジニアとして大成してくためには自らの得意分野を開拓し、それを深く掘り下げ、かつ広げていくことが必要になります。ネットワークエンジニアやデータベースエンジニアといったエンジニアがその道として人気を高めている一方で、インフラエンジニアは地味な仕事柄もあってあまり日の目を見てきませんでした。
特にネットワーク技術の広まりによって、社内システムの構築や保守管理もネットワークエンジニアによって担われてしまうことも多くなり、インフラエンジニアとしての職能を発揮できる場所が減ってきていたからです。
しかし、最近では再びその必要性が高まっています。ネットワークを基本とするものが多いため、ネットワークに関する知識をつけることが必要にはなるものの、社内システムの保守等の仕事の他にも需要がでてきているためです。その最たるものがソーシャルゲームです。スマートフォンやタブレット端末が急激に普及したことにより、ゲームアプリを愛用する人が増えている現状があります。これにより、ソーシャルゲーム開発の需要が高まっており、その開発から維持管理に至るまでに携わる人材が必要とされているのです。
企画のみを行って実際の設計以降はフリーエンジニアに外注する企業も生まれてきており、ソーシャルゲーム開発業界においてゲームサーバの管理からゲームそのもののアップデートを含めたゲームのインフラを担う仕事の需要が高まっているのです。